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くりぽと【小幡休彌】

2010年07月10日


くりぽと すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫) くりぽと2 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫) くりぽと3 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫) くりぽと4 すくすく☆魔法少女塾 (GA文庫)

数少ない友人の内、さらに少ないオタクなおはなしをしても良いという暗黙の了解が得られている友人からの勧めで読みました、『くりぽと』。

春先に、既刊の三巻まとめて借りたものの、2週間前まで積んでました。正直なところ。で、さすがに借りっぱなしで夏に突入してはまずかろうと、常識的な判断がはたらき頑張って読みました。まあ、イラストがこころに刺さらなかったわけですよ。恥ずかしながら…。

いやー、読んでみたら、たのしかったー!いろいろな要素がはいっててねー。それがうまいこと噛み合ってていい感じなんですよね。

現代の日本で、いまどきの若者が主人公なんだけど、家が代々陰陽師の家系なので、そいういバイトしてるっていう設定。頑固親父の命令で、塾講師のバイトも始めるんだけど、その塾が西洋魔法の魔法少女専門の塾になっております。元エリート今塾内ニートの巨乳先生や、超かわいい女子高生なんだけどガチロリのバイト同僚などなかなかに愉快なんですよ。ほんとに。

あと、陰陽師の家系っていうのも、小道具的に効いてくるんですよ。付喪神とかアリだし。魔法少女モノだと、よくあるけど、そこにいい具合に日本の呪術的要素がはいると、読んでて楽しいしね。

でね、こういうシチュエーションでは、鉄板だけど、塾生の少女たちは、はじめ主人公に反発するけど、いろんなイベントを超えていくごとに…的な。ヒロインは塾生のひとりの赤毛の娘。サッキュバスの血筋かなにかで、好きになりすぎると能力で相手を使い魔みたいにしてしまう魔法が発動しちゃうので、主人公的には、仲良くなりすぎても命の危機!みたいな。

まあ、そんな感じなんですけど、一押しは、同僚バイトの超かわいい女子高生ですかな。良いんですよ。ほんとに。最初のうちは、『あれ?ちょっと塾生の少女に、妙に興奮しているぞ!」っていうレベルなんだけど、第二巻になると、『まあ、女性だからといって、それはちょっと…』って感じですよ。

第三巻は、完全に犯罪者ですね。さすがのおいらもドン引きです。だがそれが良い!!

ということで、レーダーチャートにすると、

  

な感じかなぁ。主人公は芦名春覚、ヒロイン(?)は星神りりすっす。

主軸は、主人公と塾の魔法少女とのラブコメですな。あと陰陽師+魔法少女なんで、異能バトルはありますな。ただ、主人公はヘタレなので、俺TUEEE要素や、邪気眼要素は控えめで、そういうの苦手な人にもOKですよ。(おいらも正直、化物語シリーズ以外の、西尾維新が苦手。わかります?この感じ。^^;)

あとは、さっきも「一押し」って言いましたが、『属性萌え』ですよ。ロリ好き女子高生ですよ。ぐっとキます!


萌えは好きだが、そればっかりだと萎えてしまう、『よう、俺』各位に絶賛おすすめです。

なんですが!気になることがひとつだけ。第三巻のあとがきに、打ち切りになりそうだったけど、延命しますた。的なことが書かれてました。が、なんか噂によると、第四巻で打ち切りかもらしーです。ソースは、作者のtwitterらしいっす。

ええええー。ちょ、みんな第四巻、かってよぉ!おいら、まだまだ読みたいんすけど。ということで、第一巻から読むのが当然おすすめですが、騙されたとおもって、まずは第四巻をかって、積んでおいてはいただけませんでしょうか。なんちって。20%ぐらいは冗談ですよ。(8割本気とも言う。^^;)

しつこいようだけど、ほんと楽しいよ!絵柄がぐっとこないところ損してと想うんす。でも読むと本当にたのしーんだよー、マジでマジで!


      


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